ドッグフードを変えたら食べない
ドッグフードを変えると食べなくなってしまうことがあります。
これはドッグフードが急に変わって犬が戸惑っているのです。
具体的にどのようなことかといいますと、
「原材料が粗悪なもの」から「健康的な良質なドッグフード」へ変わったときに置きます。
なぜかと言いますと、粗悪なドッグフード、特にペットショップやホームセンターなどで安価に売っているフードの場合、主原料が穀物です。
肉類も鮮度が無く、廃棄する食に適さない部位を粉砕して固めた「副産物」といわれる物です。
当然、このような栄養価が低く、魅力的な匂いもしないドッグフードでは犬が食べてくれません。
そのため、人口の香料・調味料を多量に含ませて、犬が食べるように加工しているのです。
このような香料・調味料に慣れてしまった犬は、食べ物は人口の臭いと味がしないと食べ物と認識しなくなってしまうのです。
悲しくも恐ろしい現実です。
食べる工夫で愛犬は必ず食べてくれるように
もし、愛犬が中々新しいドッグフードを食べてくれない場合には、食べる工夫をする必要があります。
ここでひと手間掛けて、食べさせないと一生、人工添加剤まみれの粗悪なドッグフードから抜け出せません。
まるでドラッグにおぼれた人間のようになってしまい、日々、愛犬の体は蝕まれてゆきます。
そこで必要になるのが「段階式切り替え方」と呼ばれるドッグフードの切り替え方法があります。
これはプレミアムドッグフードのメーカーも推奨している切り替え方で、メーカーによって5日・7日・10日など掛ける日数が異なります。
ただし、基本は同じです。
どのようにするかというと、10%~25%ずつ今までのフードに混ぜてゆくのです。
そうすることで、指定の日数(例えば7日など)が経過するとワンちゃんが気が付かないうちに新しいフードに慣れる、まさに「王道」の方法です。
この表はモグワンドッグフードというブランドの指定移行の日程表になります。
この場合は10日間を掛けてドッグフードの完全移行へ進むのです。
毎日、ドッグフードの量を計量するというのが少し手間ですが、たったの10日間です。
これで粗悪なドッグフードから愛犬が抜け出せるなら、充分我慢できる手間の範囲だと思います。
もし、愛犬がドッグフードの移行でうまく行っていなければ、この方法をお勧めします。
なお、この方法でも初日から新しいフードだけ残す!
などの問題が発生しましたら、新しい方のフードを細かく砕いて、今までのフードに振り掛けてください、
こうすることで、食べないワンちゃんも少しずつ新しいフードに馴染むようになります。
そして新しいフードに切り替わったら、もう心配いりません。
栄養価の高いフードへ切り替えたなら、3か月後は毛艶も美しく生まれ変わっていることでしょう。