犬にも人間と同じく食物アレルギーがあります。
そのため愛犬にとって、アレルギーになってしまうドッグフードも市販されています。
なので知識のないときは、うっかりアレルギー物質のは入ったドッグフードを選んでしまうこともあるでしょう。
そんな時にはどんなドッグフードを選べばよいのでしょうか?
愛犬にどんなドッグフードが良いのか、心配になりますよね。
犬の食物アレルギーの実態
犬の食物アレルギーは非常に多岐にわたります。
恐ろしい人工添加物
その一つにドッグフードの人工添加物が挙げられます。
人工添加物は、食べて直ぐに何かの反応が出るのではなく、1年~数年である日突然発症します。
そのため、いったい何が原因なのか全くつかめないことがあります。
この人工添加物は、腎臓病や肝臓病、癌に繋がることがあると言われており、大変危険な成分と考えられています。
予防や改善には、人工添加物の無い「人工添加物が無添加」と表示されているフードを選ぶと良いでしょう。
代表的な人口添加物を挙げておきます。
これ以外でも人工添加物はありますが、まずは以下の原材料がふくまれていたら、そのドッグフードは選ばないようにしましょう。
・BHA
・BHT
・エトキシキン【着色料】
・赤色105号
・赤色3号
・赤色40号
・赤色102号
・青色2号【甘味料】
・ビートパルプ
・コーンシロップ
・キシリトール
・グリシリジン
・ソルビトール
・アンモニエート【その他】
・ソルビン酸カリウム(合成保存料)
・亜硝酸ナトリウム(発色剤)
・プロピレングリコール(保湿剤)
同じ添加物でも天然由来のチキングレイビーやサーモンオイルなどの食欲増進や加熱処理で失われた栄養素を補充するための物であれば問題ありません。
アレルギーを起こしやすい原材料
また、添加物だけではなく食物原材料でも避けなければならない物があります。
その中でも以下の5つが最もアレルギーになり易いドッグフードと呼ばれています。
- 小麦
- とうもろこし
- 牛肉
- 乳製品
- 大豆
この食物のアレルギーに掛かると以下の症状が発生します。
- 皮ふ炎
- 腸炎
- 鼻炎
上記の5点以外の食物でもアレルギーを発症することがありますが、実際に発症して見ないとどんな食材でアレルギー反応が出ているか判別できません。
そのため、まだアレルギー反応が出ていなければ、この5点がドッグフードの原材料に含まれていないことを確認してから購入することで、かなりのアレルギーを未然に防ぐことが可能です。
ただし、これですべてではありません。
最も多くのドッグフードで使用されている鶏肉でも稀にアレルギーになることもあるのです。
もし、鶏肉でアレルギー反応が出てしまったら、上記の5点の食材にプラスして、鶏肉を使用していないドッグフードへ切り替える必要があります。
例えば、鶏肉を使っていないドッグフードの代表として「ラム肉(羊肉)」を使ったドッグフードはアレルギーに対して安全性が非常に高いと言われています。
ドッグフードの食物アレルギーのまとめ
犬のドッグフードのアレルギーはなかなかアレルギーの原因を掴むのが難しいのが現状です。
そのため、もしなるべくならアレルギー対策を事前に施しておくと賢明です。